giveyourvoice

不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

過去に囚われた僕

f:id:giveyourvoice:20191115173949j:plain

仕事をしていない僕がブログで人生観について書いていますが
三者からしてみれば、説得力もかけらもない…
 
そう思われる方もいらっしゃるかもしれない
 
正直、転職活動を続けながら最近、僕は焦り出している
早く仕事をしなきゃ
 
世間体を心配しているんじゃない
僕には67歳になる母親がいるんだ。そして心臓病を抱えていてペースメーカーを心臓にはめている身体障害者でもあるんだ。父は3年前に他界しており、僕一人が、今は一家の大黒柱となっているんだ。
遺族年金があるじゃないか、そう問われることもある。
でも心臓病の治療費だけで月に16万円ほどかかるんだ。遺族年金は2ヶ月に一回24万円ほど、つまり僕が働いて稼いでこないと病院にもかかれなくなってしまうんだ。
 
家の借金もね、恥ずかしいことに月8万円づつ返さなきゃならない
つまり計算すると、少なくとも僕は月に12万円以上は家庭に納めなくてはいけないんだ。
 
現実が僕を焦らせる、働かないと家族を養えないんだ。
貯金はあるが有限だ
 
ブログを始めて2週間目になる頃だろうか
今まで僕は「焦ったらダメだよ」とか「前向きに考えよう」とか
色々と書いてきた。薄っぺらい言葉かもしれないが、ここに綴っている言葉は全て直向きに自分の経験から生み出されてきた言葉の数々なんだよね。
 
だから今も、そんな働かなきゃ家族を養えない境遇を綴ったように正直焦らされていて
「頑張んなきゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
 
ってなってる。
でももう一人の自分が、過去の自分が自分を宥めるように見守ってくれている。
「あんだけ大変な時期を経験したんだからさ、これからもいけるっしょ」
 
て過去の自分が、歴史が支えてくれているんだよね。
過去の自分とは?不登校時代に引きこもっていた自分のことです…
 
あんまり説得力ないよね
でも現実を前にして頭がパンクしそうになった時にやっぱり今という自分は過去の自分があるから存在することを改めて知ることになるんだ。
 
それが過去にどんな自分であろうと、今もニートに近い自分を鼓舞してくれている事は確かで、とても励まされているんだ。
 
『かこに囚われすぎだろう!!』
 
そう言われてしまうかもしれない、僕は過去に囚われたままの自分なのかもしれない
但し、開き直るわけじゃないけれど、それによって自分への活力になっている事は確かで励まされている事実もある。
それは自分が過去の自分を認めている、と同時に今の自分も認めてあげているんだ。
 
焦ったってしょうがない
でも現実問題焦りを感じずにはいられない
ここでメンタルコントロールするためには今までの経験が糧になるんだ
 
「僕はもう弱くない」
あまりに根拠がない自信、強引だろ
 
でもそう、思えるんだ。そう思うことによって面接に行く勇気が湧いてくるんだ。
 
三者からしてみたらどう思うだろうか
自由にこんな奴がいるんだなぁ程度でもいいよ
馬鹿だなぁなんて思われてもいい
 
等身大の自分でありながらにして、僕の強みは過去から形成されている
そしてそれが言葉になり履歴書の文章、そしてこのブログの文章にもなっているんだ。
 
薄っぺらいなぁ
まだまだ僕は人生経験が若い、語れる立場でもなんでもない
でもこうして、何かを発信する力と勇気は過去の自分が支えになっている
 
不登校だった、
引きこもりだった、
それがどうした、それでも頑張って生きてきたから
これからも同じように不器用なりに頑張れるんだと僕は思うんだよな。
 
髙橋直之