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不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

自分の守り方①

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人と人によって僕は支えられている
このブログでは僕は無防備な状態だ。
名前も晒しているし、症状も洗いざらい話してしまっている。
 
さて、転職活動している今、企業の採用担当者が僕のブログを見たらどう思うか
「不採用」ですよねぇぇぇぇ
 
守ってねぇじゃん!!自分の信頼は?信用はどうしてんのよ高橋くん?
そうなるわけだけど、僕は僕なりに自認してしまっているんだよね。
だって僕がADHDであること、障害者手帳を持っている事実は隠せない事実なんだ。
 
さて、それを黙っているか、正直に話すか
前回のブログでも書いたが一年間は会社にも家族にも大切な人にも黙っていたんだ。
それで自分の精神は保たれていたか、守られていたか?
 
いや、全く守られていなかった。寧ろ、黙り続けていることが辛かったんだよね。
ブログを書き始めて自分を開放してからこそ、僕は自分の精神状態を良好な状態に保てていると僕は思うんだ。当て付けで書いている訳じゃないですよ…
ただ、僕も一年以上黙っていた無駄にプライドの高い人間だったんだ。自分の情報を守りたかった。自分は強い健全な人間だと意識していたかった気持ちがあるんだ。
家族や同僚、部下に打ち明けたらどんな回答が返ってくるか分からない。不安だったんだ。
 
でも、打ち明けてしまったら何でもない。僕は自由になれた。
そして次のステップを考えられるようになれたんだ。
先ずは休むこと、そして社会復帰に向けて活動をすること
僕は退職した今は介護者初任者研修(ヘルパー2級)の取得を目指して活動している。
その選択ができたのも自分の状態を周囲に伝えることができたからなんだ。それによって部屋に引き籠ることなく、家族や友人の応援があって学校に通うことができている。
 
そう、本音で話すこと。自分の状態を伝えることで周囲が自分を応援してくれるんだ。
 
怖い
本当に信じてくれるかな
信頼関係が壊れたらどうしよう
 
でもね最悪、親子の関係は途切れないし、彼氏彼女の関係だって年月を重ねることで
厚みを増してくるんだ。友人関係だってそうだ。
 
自分の守り方で一番、有効なのは自分だけで自分を守ることではなくて
やはり周囲に助けを求める勇気が大切であると僕は思うんだ。
最後に守れるのは自分自身である。その通りだ。でも周囲のアシストがあってより強固な守りになるんだと僕は思うんだよね。自分を守る方法て難しい。
 
個人個人によって守りたいものが異なるんだ
資産、プライド、役割、キャラクター、人それぞれなんだ。守りたいものは
 
でも本当に守らなければならないのは自分の心の声なんだよね。
「つらいよ」その言葉に耳を傾けて。
 
何でつらいの?
 
僕は役割、そしてプライドを守りたかった
でも僕の身体が限界を迎えようとしていた時に何を最優先に考えなければならないか
それは言葉にせずとも浮かんでくる。自分の身体である。
 
身体が守られなければ役割やプライドだって保持できない。
僕は最終的に身体が言う事を効かなくなったんだ。更に大切な人とも縁を切ることになった。それは自分自身にも周囲にも良いことではないんだ。
 
限界を迎える前に自分の心が叫んでいる声に耳を傾けて欲しい、そして正直になって欲しい。何よりかけがえのないものはあなた自身の身体なんだよね。
 
「つらい」
 
そう感じた時に何故、つらいのか、隠すことはあなたのためにはならない時がある
隠すことは寧ろ自体を悪化させてしまうことの方が多いと思うんだ。
僕は隠して不登校になった、引きこもりになり、更に大切な人との関係も断つことになってしまった。そうなってしまってからでは遅いんだとここでは伝えたい。
 
もちろん勇気がいる。
信じてもらえなかったらどうしよう、関係が崩れたらどうしよう
様々な不安がある。でもあなたの周りにいる人は敵ではないと僕は思うんだ。
 
家族は誰よりも味方になってくれる、友人はできるだけ力になりたいと支えようとしてくれる。もしも本音を打ち明けて離れてしまったら、それまでの関係だ。冷たいようだが…
 
26年と言う短い歳月の中で人生山あり谷ありを繰り返してきた
僕の元から事実を話して離れていってしまった人も多数いる。
でも、それはそこまでの関係だったんだとしか振り返らずにはいられない。
 
僕には幸いながらこのブログを綴り続ける中でも寄り添ってくれる仲間がいるんだ。
その仲間がいると言う事実が、僕を楽にしてくれている。守られていると感じるんだ。
 
自分の守り方なんて極論はないんだ。
「人は人に支えられて生きている」何ちって有名な言葉があるがその通りだ
 
自分の守り方はいかに自分の味方を作ることだと思うよ
あなたは守られていますか?一人で頑張ろうとしていませんか?
それは何よりも辛いことだと思います。
 
先にも書きましたがあなたには守りたいことや恐れが色々あるでしょう
でも、守られることが、第一の自分の守り方なんだと僕は今までの経験からして学びました。そしてこのブログを書き続けることで学ばせていただきました。
 
読者がいること、コメントしてくれる人、相槌をうってくれる人
それが何より、僕と言う存在を、ありのままで認めてくれている証なんだと感じております。
 
さぁ、あなたは何が不安ですか
案外、近い人に相談したら力になってくれるかもしれません。
 
1+1=2ではないんだよ
2以上になるのが人間関係の不思議なところですね。
 
髙橋直之