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不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

ひとりぼっちじゃない

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ひとりで頑張ろうとしないで
本当に助けたいと思う人が近くにいるのに助けの手を差し伸べられない
ての差し伸べ方も分からないし、とても歯痒い思いをした経験がありました。
 
中学を卒業して初めて、気がついたんだ。
自分が不登校で引きこもりで悩んでいた時も親や先生、友人はそうした歯痒さを感じていたのかと感じると、とても頭が上がらない。
 
つまり両方を経験しているからこそ僕は板挟みになりやすいタイプなんだよね
そういう場面に自分が直面した時、落ち込んでいる友人にかける言葉が見つからない。
 
放っとく訳にもいかないし、気になる
けれどあまり急かしても本人のためにはならないことは分かっている。
時間と本人の中で問題に対する認知が必要だ。見守ることしかできない時はとても心苦しくなる。「その時」まさにその瞬間、心苦しさを感じてしまう人に向けて今回はブログを書きたいと思います。
 
優しい人ほど、真面目で、尽くすタイプ、または完璧主義であったり妥協ができない
そんな人ほど、共鳴しやすいんだよね。つまり同じように悩んでいる本人に気持ちばかり引っ張られてしまうんだ。よく巷ではうつ病は移る病というけれど、本当にその通りだと思うんだ。僕もいっときあったよ。
 
話を冒頭に戻すけれど中学を卒業して友人や先輩後輩、恋人と様々な人間関係を高校生になってから築いていくことになる。そうするとその関係の中で一喜一憂してしまうことがものすごく多かったんだ。特に身近な人であればあるほど、我を忘れてまでもなんとかして元気になって欲しいと、尽くしていた時期があったんだ。
そうしていると、やっぱり僕自身にも健康を害したり他の関係性を崩してしまうとか、そんな体験があったんだ。あの頃はただひたすら真っ直ぐだったんだよね。
経験が浅はかだったせいもあるのかな、視野が狭いと言ったら正しい表現だろうか
 
その人が落ち込んでいたら、その人!!しか目に入っていなかった時期があったんだよね。もう「まえーならえぇぇぇ!」みたいな感じ。真っ直ぐ手を前に出して、その範囲から外は全く目に入っていない。だから孤立してしまったり、自分が併せて落ちていってしまったり、そうした時期があったんだ。でもね、やっぱりそれって自分を守れていないよね。今だからこそ分かることだけど、その頃は必死だったとしか言いようがない。
 
と言うよりも、誰もがその立場になったら必死になるんだと思うの
親子だったり、親友だったり、恋人だったり、大切な人であればあるほど真っ直ぐになってしまうことは致し方ないよ。
 
その気持ちに寄り添った形で考えたいのは、手を差し伸べる側にも助けが必要ということ。とは言っても案外、他の人に話しにくい内容だったりするし、重い内容であればあるほど共有はしづらいんだよね。
 
でも、変な例え話ですが
『大きなカブ』て話があるでしょう?それと同じじゃないかなぁと考えたりする。
最初は一人で頑張るけどさ、大きさが大きさなだけに仲間を呼ばないと引っこ抜けないでしょう。ここで伝えたいことは二つ。
 
  1. カブを引っこ抜くには一人きりで難しいこと
  2. 仲間を集めることでカブを引っこ抜くことができたこと
 
共通することは一つやんね。一人じゃ無理なんだよね。
誰かを助ける前に、自分のことも助けることを忘れないであげてください。
 
予防線を引く、と言うのかな。
先ずは自分が第一でいいと思うんだよ。それが相手のためにもなるし自分の為にもなる。
だって一緒に引きずり込まれちゃったら相手のためどころか自分も捨ててしまっているじゃない。悩みごとや問題を抱えている場面に遭遇した時、一番、孤立してしまいやすいのは手を差し伸べる側だったりするんだよね。だって「内緒で相談したいんだけど」て言われたとしたら、あなた一人でしか抱え込めなくなるでしょう。世に言われる優しい人であればあるほど、献身に走ってしまうんだよね。
 
じゃあ誰に相談すればいいの?
 
”もし良ければここに相談(コメント)してください”
このブログは引きこもり、不登校を経験してきた、ちょっと、いばらの道を歩んだ人が運営しています(自分で言うなし)
 
それ以外にも、”自殺防止ホットライン”等の公共サービス
でも一番頼りになるのは自ら持つネットワークですよ。「内緒ね」て言われてもあなた自身が引きずられてしまっては元も子もないないでしょう。
 
悩んでいる人も辛い
でも悩んでいる人に手を差し伸べる立場の人も辛いの、そして孤立しがち
ひとりぼっちで考えないでください。みんなで考えましょう。
内緒ならば、内緒なりに、本人の尊厳が最低限守られるように情報開示はしてしまっていいと思います。「守秘義務?」そんなもんいらん!!!専門家じゃないんだから。
友だちや家族は信頼でむずばれた仲でしょう。最適な選択を僕は選ぶべきだと思うんだ。
 
僕らだって何もない、無資格で、経験を素にここに文章を日々綴っています。
資格があったって経験に勝るものはないと思うの。
 
少しでもこのブログが小さな悩みでもいいからヒントになればいいと思いながら書き続けています。もしもあなたがこのブログを読んでいるのならば、先ずは「ひとりぼっちじゃないですよ」それを伝えたいです。
いずれかは相談ポストになり得るメールアドレスも公開しようか、検討する段階に入っています。手を差し伸べられる優しさを持つ人が、元気を無くしてしまうのは悲しいもん。
 
今後のこのブログの方向性の課題であり。
どこまで読者のお力になれていけるかこれからも考えながら日々更新していきます。
 
今日はこの辺で、最後までお読み頂きありがとうございました。
 
髙橋直之