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不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

気持ちの問題

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あなたは頑張り過ぎていませんか?
こんにちは、たっきーです。
ブログを二日間ほどお休みしておりました。
実は転職活動に区切りを打ち旅に出ております。目指すは西へ!笑
ちょっとこの年末にかけて更新の頻度が遅くなるかもしれませんがブログ活動は続けて参りますのでよろしくお願いします。
 
さぁ、今年も残すところ10日になりましたね。
師走と言いますが、本当に年の瀬に向けて周囲が慌ただしく感じるのは気のせいでしょうか。でも2019年もあと少しですからね。仕事納め、学び納め?に向けてもう一踏ん張り頑張っていきましょう。
 
さて、今回のテーマですが気持ちの問題です。
いやいや広過ぎるでしょうテーマが…そうですね。もうちょっと狭めてみましょう。
 
病も気からと言いますが、これについて皆さんはどう思いますか?
不思議とね、気持ちの持ちようで風邪の症状がコロッと良くなることありませんか。
 
「痛いの痛いの飛んでけぇ」とか小さい頃よく転んだ時におまじないのようにかけてもらったものです。幼稚園の頃、外を駆けずり廻ってはよく膝こぞを擦りむいたりした時に先生にそう声かけられると自然と泣き止んで痛みが少し引いていたり。
 
社会人なんかでは、どうでしょう最近冬風邪が流行っているそうですが大丈夫ですか?
「やばい納期が迫ってきている、どうしよう」と焦っている時とか、気付いたらさっきまで頭が痛かったんだけれどそれどころじゃないから感じなくなる。とか
 
人間の脳みそとは不思議なものですね。
痛みを感じなくなる成分を自ら分泌させることができるんですね。
よく恋愛ホルモンと呼ばれるオキシトシンがその一つです。
人とのスキンシップがあると分泌されるもので「痛いの痛いの飛んでけぇ」て声をかけられることで気遣ってもらっていることから気持ちが少し楽になるんですね。
 
「病も気から」てあながち嘘ではないのか?
 
例えばもう一つありますね。皆さんも一度は聞いたことがあるプラシーボ効果
偽薬を用いた研究等でその効果が証明されつつありますがどのような形で人間の脳に働きかければその効果が得られるかはまだ謎の多い分野でもあるそうです。
 
でも、逆に捉えたら、「病も気から」て恐ろしいですよ
だって人間の脳が痛みや苦痛を感じさせなくしてしまうのだから自分の限界サインをも消してしまう恐れがあるということ。
 
よく昔の人は根性論が大好きですよね。もうね…ホント根性論とか笑
 
危険です。
 
人間限界を超えてもある程度は身体は動けてしまうもんなんです。
でも脳より身体の方が正直で身体にはもう「動けないよ」って時が来ると動けなくなります。断言できるのは体験したからです。残業を重ねて、数日間も帰らずに働いていた日々パタリと身体が動かなくなってしまったんですね。気力も湧かなくなりました。
 
気の持ちようだからさ、ていう人もいる
根性がないからだ、という人もいる
 
最初は我慢出来ても、その我慢の積み重ねが心と身体を蝕んでいってしまうんですね。
「頑張れ」という場面にもよりますが、時には酷な場面もあります。いやいや休まなければ人間生きていけないでしょう。眠らずに仕事して何時間できるか限界チャレンジみたいなバカを過去にしましたが24時間でもしんどいです。48時間なんて僕は無理でした。集中力も欠けるし、フラフラするし危険で仕事にならん!!
 
ここで伝えたいのは安易に自分の体力を過信し過ぎずに、しっかり休むこと。限界が来る前に周りに助けを求める行動をとってほしいんです。自分を守るためにね。
 
何故か?
一度プッツンすると復活がかなり辛いです。
復活するまでに時間かかります。大人も子どももね。
 
子どもの場合もよく観察して限界に近いサインを発していないか親や先生が気づくことも大事なんです。思春期の時期なんて自分から助けてなんて言える子どもは少数派ですから。ましてや先生が子ども一人一人に目を配れる環境が整備されていれば、栃木県の日光市で発生した、いじめを告白する作文を誤って掲示してしまうことだって起こらないと思うんですよね。教育現場は過酷ですから、子ども一人一人に目をくばれていないことが、この事件では浮き彫りになったと僕は考えています。
担当した教員が悪いのではないですよ、日本の教育がいかに子どもに目をくばれていない状況かを訴えているんです。
 
大人ならば、自分で限界をセーブできる人も多いでしょう。
(出来なかった筆者が言えることではありませんが)
でも子どもの場合は学校に任せっきりは危険な場合もあるんですね。
ご両親とお子さんとの間で交わされるスキンシップがいかに大事か伝えたいです。
 
気持ちの問題、でも人間の脳みそは嘘をつきます。
その子が嘘をつくんじゃなくて、脳みそが嘘をつくんです。
限界まで頑張らせてしまうんです。そう考えると「病も気から」とは
現代にそぐわない言葉ではないかなと僕は感じます。
 
それでは今日はこの辺で、皆さま良い週末を!
 
髙橋直之