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不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

親は期待し、子どもはそれに応えようとする

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子どもは親の期待に応えようとする
こんにちは、たっきーです。
年の瀬ということで2019年もカウントダウンが始まりましたね。
大人は忘年会、子どもは学期末テスト(もう終わったかな?)
毎日が忙しいにも関わらずブログに来ていただいてありがとうございます。
 
そんな僕は暇!!を持て余しております。おい!働け!!
って感じですよね。バイトしたいんだけど失業手当を受け取るためにはこれ以上働けないのです。働きたいのにこれ以上、働けない(働いても手取りが下がる)は106万円の壁でも言われていますよね。ちょっとでも超してしまうと手取りが90万円に下がってしまう。
この時期、働きたくても働けないヤキモキした気持ちを抱いている人は多いのではないでしょうか。日本て本当に不思議な制度の多い国ですよね。
 
さて、今回は学生を抱えているご両親の視点でブログを綴ってまいります。
(決してブログは暇つぶしじゃないですからね)
 
この季節、学生が気にするのは何か!!2学期末ということで成績表が出ますね。
学校によっては2学期制かもしれないので該当しない場合もあるかと思います。
成績表(通信簿)が渡されるこの時期、僕も小さい頃はいそいそとしていました。
どんな評価で、何が書かれているのか、1クラス40人近くいたので、それを書きこなす先生方にも頭が下がるこの頃です。
 
もちろんお子さんの成績が良いことに越したことはないですよね。
A評価または数字で5が着くと爽快ですね。頑張っているなぁ!て子どもながらに親に自分の頑張りを魅せたいと必死だったりします。だって褒められて嫌な思いをする子どもは少ないでしょう。僕は親に褒められたくて(認められたくて)必死でした。
大人になる過程で自己承認欲求が強まるのも思春期の頃です。他者からの評価に過敏になる頃合いでもあります。小学生低学年までは親に褒められることが何よりの喜びと感じる傾向が強い子どもですが、中学生、高校生と大人になるにつれて他者(他人)からの評価を気にするようになります。それが精神的な自律にも繋がる子どもの心理的成長過程なんですね。
 
さて、ここで重要なことは、いかに小さい頃に成功体験を積めたかが、
将来のお子さん自身の自己肯定感の大きさに比例するのではないかということを僕は考えているんです。(僕は学者ではないので飽くまで自分の経験から推論として記述しています)
 
じゃあ何故、小さい頃の成功体験の多さが子どもが将来大人になった時、自己肯定感の大きさに比例するのか僕なりに考えてみました。
 
お子さんが小さい頃はまだまだ触れている社会が家庭と学校又は習い事?
多くても3つか4つの社会までしか知れません。
 
子どもが実際に学校や習い事でどんな体験を通じて成長しているか親御さんは気になります。子どもはその成果を発表できる機会が限られてきます。文化祭や運動会そしてこの時期多いのは成績表(通信簿)そこでしか子どもの頑張りとは垣間見れないんですね。
その事に子どもも気付いています。だから運動会で格好いい姿を魅せよう!テストで良い点数をとれるように頑張ろう!そう思うんです。
 
でも、そのエネルギーやきっかけはどこから来るのか
 
「親に認められたい」
 
という欲求からではないでしょうか。
もっと砕いた言い方をすると褒められたいんですね。
 
褒められる事によって子どもに自身がつく、そして新しい事に挑戦しようとする力が湧いてくる。それが良いサイクルの例ではないでしょうか。僕も親に褒められたくて仕方がありませんでした。でもある日もらった成績表に僕は愕然としました。
人生で初めてのCという評価。とてつもなく恥ずかしいし見せるにもちょっと勇気が入りました。
 
じゃあもし、読者様が僕の親だったとしてCの評価をもらった僕に対してどんな言葉をかけますか?
 
褒めてあげる?
それとも、叱る?
いやいや、他の良いところを褒めて見て見ぬふりをする?
 
他にも対応はたくさん分かれると思います。
でもね、一つだけお子さんにしてあげて欲しい事がこの中にあるんです。
 
褒めること
 
成績表は難しいもので勉学の評価に関してはパッと見で理解できるんですが、それ以外に日常生活の欄や教員のコメント欄があると思うんです。勉強ができてもできなくても必ず親御さんに評価して頂きたいのは日常評価なんです。
家庭での評価でもいいですよ。成績表に書いてなかったらお子さんの良いなと思うところを成績表プラスαで褒めて欲しいんです。だってお子さんを一番理解できるのは親御さん以外にいますでしょうか。先生?部活の顧問?友達?確かにいるかもしれません。でも毎日の姿を見ているのは親御さん以外には子どもの立場からはいないんです。
 
思春期に近づけば近づくほど会話が少なくなる。僕もそうでした。
でも、親から認められたいという気持ちは根本にはあったんです。まず最初に親が認めてくれたら、他の人にも認められたいと言う気持ちが漲ってくるものではないでしょうか。
 
最初の壁は親なんですね。親に認められて「よし!もっと頑張ろう!!」
そう思うものではないでしょうか?
 
うん?マザコン??
あぁ確かにそれは否定しきれないかもなぁ
 
でも、でもですよ。子どもにとって一番最初にふれあうのは親であると思うんです。
親は子どもに頑張って欲しいと期待します。でも期待する前に応援して欲しいんです。
そして応援すると言ったら難しいのでここでは褒めることと書きました。
 
褒める事によって子どもの可能性を無限大に引き出す事ができると思うんです。
もちろん悪いところは叱ることは大事です。
 
でも、成績表には盲点があります。子どもの全てが書かれている訳ではありません。
子どもは学校に行けば自然に成長するものではありません。
親子の関係で子どもの成長は大きく左右されると僕は思うんですね。
 
それが
「親は期待し、子どもはそれに応えようとする」
ただ期待するだけでは子どもは伸びませんよ?
水をあげずに植物は芽を出しますか?
 
先ずは親が認めてあげないと、子どもは第一歩を踏み出せないと思うんです。
厳しい育て方もあるでしょう。甘やかさない!
それはそれぞれのご家庭の教育方針にあると思うので否定はしません。
 
でも、子どもが最初にふれあう社会は家庭内なんです。
そこでたくさん子どもの可能性の芽を引き出してあげてください。
芽がなければ成長どころか、可能性もありませんからね。
 
飽くまで僕の考え方なのでちょっとの参考までにしてください。
今日はそろそろこの辺で失礼します。
 
髙橋直之