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不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

学校に行かない学校“ホームスクーリング”とは?(enoki)

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家が「学校」?

 
どうも、enokiです。
前回は学校の必要性について書きました。
 
しかし、今度は違う視点で
書いていこうと思います。
 

学校は必要ない?家で学ぶ選択肢

 
     
 
※リンクを踏むとYahooニュースに飛びます。
 
こちらの記事を読めば
今回の私の記事を読む必要はないです笑
 
ざっくばらんに言えば、
学校に行かずに家で学ぶという事。
 
独学ではなく用意されたカリキュラムに沿って、
“保護者が子どもに勉強を教える”という事です。
 
※必要であれば家庭教師のように
チューターを雇うみたいです。
 
この日本語記事では米国で
200万人以上の子どもたちが、
ホームスクーリングで学んでいると
記載されていますね。
※日本語版Wikipediaでも
同じ情報でしたがソース未確認です。
 
 

ホームスクーリングとはなんぞや?

 
 
 
こちらのサイトがおそらく
本拠地というか、
 
ホームスクーリングの
ポータルサイトみたいな感じです。
 
このサイトによると
そもそもアメリカでは、
1850年くらいの頃、
ホームスクーリングは割とメジャーで、
今に始まったことではないとのことですね。
 
ただ、おそらくどの国も
そうかもしれませんが、
 
州や自治体で法として認可が
あったりなかったりするみたいです。
 
アメリカでは全ての州で合法とのことです。
 
他のサイトかもしれませんが、
アメリカの当時(今も?)は
宗教教育が学校毎でバラバラで、
保護者としては学校には
 
任せられないと思って
そういう家庭でも、
流行っていたみたいです。
 
現代だとホームスクーリングと
提携している学校などもあり、
 
行事やスポーツなどの時だけ
登校する等の柔軟性もあるようです。
 
※どの程度の協力校があるかは調べてません
 
学習方法は保護者が
指定の教科書を用いて
学校のように学ぶ方法もあれば、
 
e-learningでインターネットを通じて
学ぶ事もあるそうです。
 
また他のホームスクーリングで
学んでいる子どもで
集まって学ぶ場合もあり、
 
コミュニティスペースのような
場所もあるみたいです。
 
 

どんな子がホームスクーリングで学んでいるのか?

 
 
・そもそも学校の勉強は物足りない子ども
 つまり、飛び級しているようなタイプです。
 
・学校で学べない、学びたくない理由がある子ども
 何らかの事情(いじめ、宗教教育、家庭の事情など)で
学校に通えない、通いたくないタイプです。
 
 アメリカではホームスクーリングで
学んだ子どもが15歳でマサチューセッツ工科大学
合格した例もあるようです(飛び級)。
 
また、アメリカでホームスクーリングが
増加している背景としては
昨今の学校内で起こった
銃乱射事件も背景としてあるそうです。
 
 

日本ではホームスクーリングは可能か

 
 
残念ながら日本は認められておりません。
ホームスクーリングは保護者が教師として、
子どもに教育する制度です。
(Tutorを雇う事も出来ますけれども)
 
日本の場合は仕事と家事に追われていて、
アメリカとは家庭環境が異なるので
厳しいかもしれませんね。
 
しかし、課題はありつつも
魅力もあるのかなと思います。
 
現行の画一的な全体教育を個々人の家庭で
保護者が行うのは難しいと思うので、
学力という意味でバラつきが出る恐れはあります。
 
ただ、それでも家庭で勉強するという事に
メリットを感じる子どもや家庭にとっては
選択肢が増える事はメリットだと思います。
 
 

自分が不登校の頃、もしホームスクーリングが出来るなら

 
 
私は中学生の頃、二年間近く不登校でした。
 
その時もしホームスクーリングという制度
が日本にあったら、活用できたかというと。
 
私の両親が教えるという事は、
出来なかったと思います。
 
何故なら両親は共働きでそんな余裕がないからです。
 
ただ、チューターを外部から雇う事ができれば、
選択肢ていた可能性はあります。
※金額によりますけれども。
 
 

社会性を養うという課題があるのではないか

 
 
ホームスクーリングは
基本的に1対1の関係性です。
 
既存の学校のように
何十人単位の集団ではありません。
 
したがって、社会性を養う事が
既存の学校に比べると
難しいのではないかという疑問はもっともです。
 
おそらく、その疑問は正しいかもしれません。
 
ただ、私の恩師の受け売りですが…。
子どものコミュニケーションには段階があるそうです。
 
おそらく発達心理学の領域だと思います。
専門家の方がいらっしゃいましたら
ご教示頂ければ幸いです。
 
まず子どもと母親(父親)。
そして家族や親族、その後、友達や社会です。
 
何より大切なのは最初の一歩だそうです。
 
つまり、母親や父親とコミュニケーションが取れなければ、
他人とのコミュニケーションにも影響が出るとのこと。
※両親との関係性が悪い=コミュニケーションが苦手ではありません。
 
ただ、もしコミュニケーションが
苦手と感じるならば自分の家庭内の関係性を省みて、
そこから踏み出すと良いそうです。
 
それを踏まえて考えるのであれば、
保護者と子どもが教育を通じて
 
コミュニケーションを密に図るというのは
社会性を養うといっても良いのかもしれません。
 
保護者と子どもの健全な関係性という強固な柱があれば、
対外的なコミュニケーションも図れるのではないでしょうか。
 
 

まとめ

 
 
さて、今回はホームスクーリングについて書きました。
私自身も読者の方から頂いたコメントで知ったので、
不勉強な部分があったらご指摘頂ければ修正いたします。
 
さてさて…。
 
”学校にいかない“という事が
昨今の選択肢として
台頭して来ていると感じています。
 
ホームスクーリングは
保護者だけで行う場合でも、
保護者が教育放棄などをしないように
州によってルールが設けられて、
 
定期テストや報告書など第三者
確認をするようにしているみたいですね。
 
日本でもフリースクール
適応指導教室など“第3の学校”
のような存在が増えています。
 
もし法律で“第3の学校”が
既存の公立や私立の学校と
同じだと認められた場合は、
それはホームスクーリングに
近い存在になるのかもしれません。
 
その場合、教育の質の保証が
されなければならないと思います。
 
※お詫び
Twitterが消えてしまったので、
また改めて何かしらのSNSを作る予定です…。
 
フォローしてくださった方、
申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。
 
enoki