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不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

いじめを受けても

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ひとりぼっちで抱え込まないで

こんにちは、たっきーです。
 
今回の表題はストレートにしました。
そしてそのまま書きます。
 
僕は過去にいじめがきっかけで不登校になった経験がありました。
捉え方によりますが逃げちゃった訳ですね。
でも自分を守るための逃げはありです!僕は今でもそう思います。
 
逃げることに対して否定的に捉えている人が多くいると思います。しかし、逃げるというのは生きるための選択肢と考えたら有効だとおもうんです。
 
なんのために生まれてきたのか?
 
それは様々な回答のある問いですが僕は生まれてきたからには人生を謳歌してほしいなと考えています。
 
謳歌するとは、簡単に言ってしまえば楽しむということ。いじめや孤独感に苛まれているとしたら人生がもったいないとかんじるんです。いつまでもその境遇に耐え続けてストレスを溜めてしまっては人生楽しめていないことがもったいないと感じるんです。
 
だから、別の環境に移ること、逃げる事は恥ではなく自分の人生を豊かにするための選択肢だと考えてみてください。
そうすると敗走感はあまり感じないと思います。
 
生き方は人それぞれです。
僕は社会人で挫折を経験して精神を病むまで働き続けました。しかし、結果として精神病を患い2年間、露頭に迷い20代の貴重な時間を無駄にしてしまった気がします。
 
そこから学んだんです。
もしも自分に合わない環境だと思ったら自分の意思で環境を変えていい。自分の意思なのだから逃げでもなんでもないんです。
むしろ自分を守るため、人生を楽しむためのせんたくなんです。
 
だから、これだけは絶対にしないでね。
 
いじめを受けても決してやり返さないこと。
堪えろ!というわけではなく、同じように釣られて相手の挑発に乗ったら相手の思う壺だし、同じ立場になってしまいます。
 
殴られたって、殴り返さないように
侮辱されても侮辱しないように
 
じゃあ救いがないじゃないか!!
そんな時は逃げるが勝ちです。
 
無理してそんな相手や環境と付き合う必要はないですし、そのために自分の手を汚してしまったら味方がいなくなってしまいます。
 
これは自論ですが
どこかに必ずあなたの味方になってくれる人がいます。僕がブログをつづけているのも孤独感やいじめから耐えかねている人の味方になりたいからという理由もあります。
 
僕には過去、いじめを受けて
その事実を親や先生にも相談できずにひとりぼっちで悩み、考えた時がありました。
その時は本当に辛かった。味方がいないのもそうだし、自尊心の高い僕はなんとか自分のプライドを守ろうと取り繕っていました。
 
でも、今となってはプライドなんてどうでもいい。それよりも味方を作ることが何よりも自分という存在を認めてくれる。プライドなんかより遥かに強い証人ができること。
それを思い知ったんです。
 
そんな人が必ず同じ学校で同じグループにいる確率なんてとても低いです。器用ならば自らそうした環境でも仲間を作っていける。そうした力も将来的には必要だけど、スタートラインは一緒でもコミュニケーション能力の成長には差があります。元々そうした力に長けている人には有利な環境だけど、苦手な人にはとても苦しく感じると思います。
 
僕は苦手なタイプだったので
置いてきぼりのひとりぼっちの経験を繰り返していました。
あん時は辛かったし寂しかったなぁ。
 
そこで、僕は高校進学の時に環境を変えたんです。通信制の高校に通いましたがそこには多くのバックグラウンドを抱えた人がいました。似たような悩みや経験をしている人がたくさんいました。
 
最初は通信制の高校へ通うことをためらったけれど、今となってはたくさんの味方が出来て良かったと思えます。
また、通信制へ通うにあたって必ず通る関門は親への告白(そうだん)自分がいじめに遭っていたことやひとりぼっちだったことを理由に伝えなければならなかった。
でもその頃には自尊心もプライドもないボロボロの状態だった。もっと早くに相談すればフリースクールやホームスクリング等といった選択肢があったんだ。
 
だからボロボロになるまで、頑張り過ぎないで、耐えないで、本音を話す勇気はとても大きなものだけれど、耐え続けて耐え続けて自分を押し殺してしまうよりか気持ちとしては早く楽になれると思います。
 
いじめはひとりぼっちでは解決できない問題です。大人も子どもも同じです。
先ずは家族や先生に、それが難しかったら信用できる第三者に相談してみてください。よければこのブログへのコメントや僕への直接メッセージで相談でもいいです。
 
まずは、一人で悩まないでくださいね。
 
髙橋直之