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不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

記憶より未来の思い出つくろう

今の自分を変えるという事は未来を変えること

こんにちは、たっきーです。

連日暑いですね、6月末ですが梅雨の真っただ中です。精神的にも身体的にも体調を崩しやすい季節と云われています。でも、精神を制する者は健康を制する。気持ちの面から少しでも元気になれる記事を書こうと今回、執筆しています。

 

皆さん、過去の失敗談はおもいだせますか?

でも過去の成功体験を思い出す方が絶対に時間がかかると思います。

 

何故でしょうか?

幾説ありあすが人間には、常に自分の評価に対して敏感であり、自己保身の気持ちから過去の過ちの方が強く記憶され、同じ過ちを繰り返さないように記憶が整理されていく説があります。人間は深層心理の中で自分を方法を常に脳内で計算しています。実はこの原理に近いのが昨今話題になっているAIと同じアルゴリズムなんです。

 

しかし、人間とAIの間では大きな違いがあります。

それは常に確率論やアルゴリズムではなく、人間には常に自由に選択できる意志(選択権)があることです。例えば過去1年間で逆上がりを練習し失敗したとしましょう。AIの場合成功の確率、失敗の回数により次の1年間の練習は無駄と判定を出します。(ここには動体力学等の専門的な期待値はなしとします。)

人間の場合はどうでしょうか。確かに一年間練習しても失敗したら逆上がりは出来ないかもしれない、若しくは「自分は鉄棒に向いていないんだ」という心理で都合の良いように解釈して諦めるか、費用対効果的に無駄であると結論付けるかもしれません。

 

AIと人間の大きな差は結論づけるまでに経験則が含まれているかいないかです。

AIは過去の履歴から未来を予測します。経験則上では失敗が続けば続くほどにAIは成功確率を下げていくでしょう。人間も自分に対する自信を失くしていくでしょう。しかし、AIは経験則上の期待値をはじき出すだけで、人間の場合自信を失くしたとしてもモチベーションという別の値が存在します。

 

今回お伝えしたいことは如何にしてモチベーションを維持するかについてです。

 

例えば仕事で上手くいかなくて上司に叱られている日々があったとします。学校でテストの点数が伸びずに「受験する気があるのか」と親から叱られたとします。

読者のあなたはどうやって自分のモチベーションを下げないように行動又は心理的に回避しますか。僕の場合は言い訳をします。「今期の顧客のニーズと今の会社の方針があわないからだよ!(# ゚Д゚)」とか、テストで出題された問題が自分が自習した範囲外だったよ(# ゚Д゚)」のように自分の心の中で言い訳をして、相手には口頭で言い訳をせず次回から善処します(# ゚Д゚)みたいに流しています。

 

言い訳は悪いことではないです。どんどんしてください。でも、相手に悟られないようにすることポイントです。相手に口頭で発言したら相手方の思うつぼだったり、あえて相手の怒りを増幅せざるを得ません。そうなったら対応は非常に面倒臭いですし、自分への罵りも加速することは必須です。

 

相手が言う結果は結果です。自分の評価はそのまま受け止めましょう。

ただ、それを失敗談として片づけてしまったり。自分の能力はこんなものかと認識してしまうことが大いに自分の将来を左右してします負の思考に繋がるかもしれません。

 

僕の経験談を踏まえると相手の評価=自身の評価のようにしてきたからうつ病等、心身の健康を乱す結果になったのではないかと今だから振り返ることが出来ます。もちろん当時はそんなことが出来ず相手の評価=自身の評価としていたから精神的にも余裕が無くなり、最終的に自暴自棄になってしまったのだと思います。他人のこと言えませんね。

 

但し、その経験を経て今だからこそ発信できることは記憶より未来の思い出づくりに専念することを僕は考えます。時間は不可逆です。現代の科学力では戻ることも出来ず、もちろん変えることも不可能です。『時をかける少女』や『素敵な選タクシー』のような世界では過去を変えることができるのでしょうが、現実問題無理です。でも、思ったことありませんか?「もしも、過去を変えることができたら自分は〇〇だったのに」

僕もありますよ。思って仕方がありません。そんな世界があったらいいな、寧ろ未来からダメダメな自分を変えに来る可能性はゼロではない、つまり可能性はゼロではないかも←(自身のいい訳です)

 

先にも書きましたが言い訳は大切です。でもどれだけどの言い訳に期待できますか?

もしも前節の言い訳を通すのであればAIに負けているかもしれません。これ以上の敗北感は僕だったら恥ずかしい。だって記録にないモノにAIは計算できない。更には架空の物語に陶酔してしまい自分の未来を委ねてしまうのはとても可能性論でお話しすると難しいと思われませんか。

 

話を戻します。逆上がりが一年間練習しても出来なかった。それは事実、過去の記憶として存在しますが人間は成長する生き物です。更に他者の意見を受け入れることにより格段と成長することがあります。しかし、そこで邪魔してくるのが過去の失敗記憶です。失敗の記憶は厄介なことに恐怖心すら連れてきます。トラウマです。

 

如何にそのトラウマを制するか。それは自分の過去の記憶を克服しようとする気持ちや他者の意見を受け入れて自分の可能性を高めようとする意欲です。一人もできますが、自身が経験した中では他者の意見をもとに可能性を高めて成功した体験が多かったと言えます。一人で頑張るのは大変ですが、一人で努力して克服する方法については次回のブログ更新時のテーマで詳しく記載したいと思います。

 

深層心理(自分で気づかない心)では過去の経験というものが先行して予測してしまうことは多々あることです。それが良くない記憶であればあるほど自分の記憶で現在の自分を追い込み、未来に希望を持てなくなってしまうこともあるかもしれません。でもよくない記憶って似通った場面でないと思い出すことはなかなかありませんか。それとも広義に生活の中で(例えば恋愛)とかになるとやっかいですが...

 

デジャヴュてありますよね。それもひとつなのかもしれません。前にもあったなこういう場面、そんな時はなるべくその前にもあった経験を傍らに置くことをお勧めします。自身も似たような場面が社会人になってからも何度もありました。しかし、そこでは過去の記憶は傍らに置き現在進行形の自分で生き続けました。でないと自営業で経営者として生きていけないです。この時点で少々矛盾はしておりますが、経験則から過去の体験によって恐怖心にかられたことは幾度もあります。でも、その記憶を傍らに置く【現在のみに必死に立ち向かう】更に、周囲に相談して自分のモチベーションを高めることです。今までの経験談から過去の記憶が自身の助けになったのは護身用に習った合気道くらいですかね(笑