giveyourvoice

不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

言葉のちから②

こんにちは、たっきーです。
以前にも投稿したメッセージです。
 
でも、言葉にするって難しいですよね。
相手を説得するには…。それが両親であったり友達であったり
自分の気持ちを言葉にして相手に伝えるのは難しいものです。
 
だって、このブログですら、一言一句、綴る言葉も選んでいるのです。
でも、文字だけでは伝えられることには、限界があります。
 
できるのならば、講演会やシンポジウムのように直接お話しできる場が欲しいのですが、まだまだ私にはそうした機会は少ないです。
 
文字と口頭で伝える言葉では大きな違いがあると思うんです。
何故なら、口頭ならば感情をより伝えられると思うからです。
 
でも、中々、口頭で自分の気持ちを伝えるのは勇気が入ります。
僕は不登校の時、親に対面で口頭で自分の本心を伝えることができませんでした。
後になって、ようやく手紙で「自分はあの時こうだったんだ」と伝えられたんです。
 
でも、手紙では伝わり切りませんでした。僕の文章が言葉足らずだったのか…
「甘い考えだと一蹴されてしまったんです」
 
手紙に綴るだけでも勇気がいったのに、理解してもらえなかった。
とても、ショックだったなぁ。
 
その時は、親に対して過去に迷惑をかけたと思う謝罪と、自分が学校に通えなかった気持ちを伝えたかっただけなんです。でも文字の力は本心と違う内容、誤解を招かざるを得ないリスクがあると知りました。それ以降はどうせなら対面で自分の言葉を整理して、メモ書きでもいいから、親に話す時はなんとかシナリオを作って話して気持ちを言葉に乗せて口頭で伝えたんです。
 
手紙は一方通行、口頭で相談した時は、色々と訊かれましたが自分が悩んでいたこと、辛かったことを親の元に届けることが、なんとかできました。
 
もちろん話す時は、支離滅裂に近いような言葉。
でも、幸いながら僕の両親は聴く耳を持ってくれました。
 
だからなに?
口頭で気持ちを伝えることが大事なんだと言いたいの?
 
違うんだ、その過程が大事だと思うの。
手紙でもいいと思うし、自分なりの言葉にして相手に伝えようとする意思が大事だと思うの。
 
友達と喧嘩をした時
親に言いづらいことがある時
 
学生は多感な時期で、僕はプライドが高かったから中々、本音を言葉にできなかった。
もしかしたら思春期で言いづらい事や、悩みをうちにひめている人がいるかもしれない。
僕はそうだった、だから皆がそうだとは言いません。
 
ただ、経験談で同じような境遇にある人がいたら届けたい言葉があるんです。
 
それが
『言葉のちから』
 
私はRAYさんと言うレゲエのミュージシャンが大好きです。個人的にですが。
でも歌にすると自然と歌詞につられて自分の思っていることを体現してくれているように感じたのです。
 
僕の話に戻りますが高校時代に演劇と出会い、大学までの6年間を演劇に投身してきました。何故なら、自分の気持ちをセリフに込めて発信できた時、心のわだかまりがスゥーっと弾いていったんです。
 
最近のドラマですが柴咲コウさんが主演の『35歳の少女』を観たときに似たようなシーンがあり、共感しました。親子喧嘩の場面で謝る際にニュースキャスターになりきり手紙を読むと言うシーンがありました。
 
伝え方は人それぞれですが、手紙でも、なりきりでも、有名なアニメの名言を引用しても良いのです。それが自分の気持ちに近いものだったら、他の人が使った言葉でも多用しても良いと思うのです。何故なら語彙力に乏しい学生の時期、僕は演劇から多くの語彙を学び様々な伝え方を学びました。
 
誰かが使っていた言葉でも、それが自分の意志に類似しているのならばドンドン使ってもいいのでは?と僕は考えます。ただし、自分で文章でも手紙でも相手に対して正直に思う気持ちを伝えることが大事だと感じるのです。
 
僕は『言葉のちから』を信じています。
力関係が故に発言しにくい立場の人もいるでしょう。
 
いじめの相手
親に対する意見
先生に対する疑問
上司に対する不満
 
上下関係や力関係が生じている場面では、発言もしにくいでしょう。
勇気も必要でしょう。
 
でも、そうした場面でもあなたを守ってくれる社会です。”ハラスメント”と言う言葉が現代では多く多用されていますね。良いんです!力関係が生じるのならば誰か、又は第三者機関に相談して、あなたの発言権を守ってくれます。
 
自分は弱い立場だから発言できない…
諦めないでください。疑問に感じたら現代はネットで様々な情報が収集できます。
そうした機関を後ろ盾にすることも悪いことではありません。
 
みんなに平等に与えられている発言の権利なんです。
言葉のちから、伝えられない時は何かに頼っても良きです。引用もありです。
 
気持ちを伝えられるのが、唯一は言葉なんです。
ジェスチャーや姿勢と言った方法もあるでしょう。どうか諦める前に、自分の気持ちを整理してください。最初は支離滅裂でも良いんです。ノートに書く、そして手紙に書く、カンペを作っても良きです。伝えることが大事だと思うのです。
 
何故なら、あなたの気持ちが伝えられるチャンスだから。
どうか諦めないで、自分は諦めていた時期がありましたが、後悔しました。
何故、あの時にこの気持ちを言葉で伝えられなかったのだろう…
 
後になって後悔するなら、今のご自身のお気持ちを尊重して欲しいのです。
もちろん、言葉はたまに刃となり相手を傷つけるリスクもあるでしょう。
 
言葉選びはとても慎重ですが、場面や年齢、立場に応じて必要な制限もありますが
先ずは伝えられない立場にある人に対して、僕は、いくらでも方法があるのだと今回のブログではお伝えしたかったということです。
 
発言できない立場でしたら、僕にでも、親い話せる人に相談することも有りです。
どうか、ご自身の中で抱え込まず、言の葉に載せて相手に言いたいことがあれば伝えられることを願っています。抱え込むのは辛いです。痛いほど経験してきました。引きこもりだった時に…伝えられない、ノートにも綴れない、そんな日々で気持ちはぐしゃぐしゃでした。でも、現代は助けてくれる第三者機関が必ずあります。このブログ然りです。
 
行動より言葉が強いと私は考えます。
何故なら、行動に起こして結果を出すには労力が必要だからです。
言葉にすることで、相手に伝わる可能性はとても高く早いと思うのです。
 
どうか、抱え込まないで
ご自分の意志、気持ちを尊重して、言葉にして観てはいかがでしょう。
環境が変わるかもしれません。変わらないかもしれないけど、伝えることによりあなたの意志は発信されるんです。それによりご自分の望む生き方の達成や環境を得るチャンスになるかもしれません。
 
言葉のちから
 
どうか、良き方向で使って頂きたいです。
 
 
髙橋直之