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不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

休校に入って子どもたちの心境は?

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休みになるとどうも朝寝坊しがちな僕ですが…
こんにちは、たっきーです。
 
コロナウィルスが猛威を奮っていますね。
公共交通機関、官公庁、観光産業、様々なところにまで影響が広がっています。
ここでは日本政府から先日、学校の一斉休校が発表されてからの子どもたちの心境の変化について分析し、持論をブログに綴りたいと思います。
 
まず、一斉休校により学校が急に休みになったことで、子どもたちにとって予想もできないような休み時間ができました。一部の子どもにとっては残念でしょうけれど、やはりこのブログでフォーカスしていきたいのは学校に馴染めていないマイノリティの子どもたちの心情の変化を分析していきます。
 
突然の休みに、戸惑いの声をニュースなどで耳にしますが、一番心配なことは休みの時間をどう過ごすかです。不登校になってしまう多くの子どもは長期休み明けが多いことは過去のデータからわかっています。
コロナウィルスの休み明けにどのような措置が取られるかまだ明らかにされていませんが、不登校の予備軍の児童にとっては休み明けが不透明なのはとても心配なことです。
 
「もしかしたら、明日から急に学校にいかなければいけなくなるかも」
と毎日を怯えて過ごす子どもたちもいるかもしれません。
 
若しくは突然の長期休みから五月病を引き起こす可能性も否定しきれません。
そうした状況に、親は子ども達にどのように接していくと良いのか考えてみました。
 
以下3つの対策を考えてみました。
 
先ずは、第一に普段の生活リズムを崩さないようにすること
休みだからと平日に遅くまで寝かせてしまうと、体内時計が狂いはじめます。体内時計を規則正しく保つためにも休みの日でも普段通り起床を促すことは大事になってきますね。
しかし早く起床したからと宿題や自習を強いるのは禁物です。学校自体は休みなので本人の自己管理に任せて、勉強のペースは焦らせないことが良いと思います。
無理に勉強を強いてしまうと、普段通り朝に起床しなくなったり、意欲の低下にも繋がりかねません。飽くまで生活リズムの維持だけを意識して接するようにした方が無難だと考えます。
 
2つ目は、遊びたいという気持ちに応えることです。
普段、学校で友人と会話したり勉強して身体を動かすことで自然とストレスを発散しています。どうしても家の中にいるとそうしたストレスを発散しきれずにモヤモヤとして気分を溜め込みがちになります。コロナウィルスの対策として手洗いうがいを徹底し、公園に遊びに行く、友だちの家に行くなど、本人が外出したい希望があったら衛生面に気を配りながらも、なるべく前向きに検討して自由にさせてあげることが良いかもしれません。キャンプ場が人気で予約が例年よりも増えているという声も耳にします。人が密集する都心から離れて自然の中でリフレッシュすることも良い選択かもしれませんね。
 
最後に3つ目ですが、これが一番大事です。
コロナウィルスが猛威を奮っているニュースや情報をなるべく子どもに伝えることです。
なぜ、学校が休みになっているのか。休まなければならなければいけない状況になっているのか子どもに理解してもらうことが大切です。休みによって気が緩んでしまいがちです。休みだというと子どもは喜んだり、遊びたがったり、とても楽しいことだと考えがちです。コロナウィルスの感染拡大が原因であることをしっかりと理由づけすることで休みが、ただの休みで無く世界中に影響を及ぼしている大きな事件であることを、なんとなくでも理解させてあげることが大事です。そうすることで、子どもにとっても普段から衛生面に意識を持ったり、休みには理由があり、感染拡大のリスクが下がれば学校が始まるという動機付けもできます。なるべくコロナウィルスの情報をリアルタイムで共有するようにしましょう。
 
学校によってはすでに登校日数を普段より少なくして再開している場所もあります。
また学年ごとに分けて少人数で学校生活を始めている場所もあるそうです。
少しずつでも子ども達が自然な気持ちで、安心して学校へ通えるような環境づくりを学校側でも考え、実行されつつある時期に来ているようですね。
 
以上ですが、特に3つ目についてはまだ児童には理解が難しいところがあるかもしれません。しかし緊張感を持って休みの日を生活することで、学校生活と同様の意識で家で過ごす時間も過ごすことができるかもしれません。
 
大事なことは、学校を遠ざけてしまわないことです。
学校が何故休みなのか、そして休みの日でも緊張感を持って日々生活することで感染予防にもなりますし、学校再開後もギャップが少なく通うことのできる状態に整えることができると僕は考えています。
 
1日でも早く、安心して通えるような環境が整うことを僕は願います。
また、感染拡大を阻止できるように一人一人という意識ではなく、皆んなで頑張りましょう。
コロナに負けるな!!
 
髙橋直之