giveyourvoice

不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

自分の責任にし過ぎないこと

f:id:giveyourvoice:20200223170415j:plain

責任という言葉に対してどう皆さんは考えますか

こんにちは、たっきーです。
2月は久々の更新になります。みなさまお元気でしたか。
インフルエンザやコロナ等、とても不安なニュースを耳にしますね。
皆さま十分にご自愛ください。
 
さて、今回のテーマは自分の責任にしないこと
実はこの前、友人にこれとは全く正反対の言葉をかけられました。
 
じゃあ何故、今回はこのようなテーマにしたのかというと
不登校の時に悩んでいる時にずっと、自己嫌悪に陥っていた時期がありました。
そのことから子どものうちくらいは誰かの責任に転嫁してしまってもいいのでは?
と思ったからです。
 
僕は今は大人です。
どうしても家族が残した大きな借金などに許せない気持ちが拭きれませんでした。
そんな時に責任を転嫁しようとしても大人ではできません。
嘆いても、家族を恨んでも、何も始まりませんし、誰も助けを求めてくれません。
むしろ、どんどん悪い方向へと進んでしまいます。
 
そう言った意味で僕は大人なんだからと
「責任転嫁するのは何も良いものを呼ばないよ」
と声をかけてくれたのだと思います。とてもその人には感謝しています。
 
でも、子どもにとっては変えられない環境ってありますよね。
この提案は甘い考え方かもしれませんが、子どもの頃の僕は責任転嫁することが大嫌いなプライドの高い性格でした。でも子ども自身の力で変えられることや、できることって少ないですよね。親に頼るか、先生に頼るか、友達に頼るか。
 
でも、もしこのブログを読んでいる人がひとりぼっちで誰にも頼れない状態にあるのならば根本的な解決になるかわ分かりませんが、一瞬は自分の責任を放棄していいと思うんです。
 
例えば
学校でのいじめに耐え続けているのならば
学校へ通いたくないと意思表示しても良いと思う。
 
家で引きこもりになっている人がこれを読んでいたら
外の世界に無理に触れようとしないで自分のペースや都合を第一に考えてしまっても良いと思う。無理して学校へ行かなければいけない訳ではないし、世界から自分を孤立させてまで引きこもることはないんだ。前々回の投稿でenokiがホームスクーリングの考え方を提案していましたね。社会という枠組みに囚われずに、自分の都合を優先してみたら少し世界が広がると僕は思うんだけれどな。
 
責任感が強ければ強い人ほど、青春時代悩みを抱える人が多いと思います。
でも、その責任のやり場を全て自分に持ってきてしまったら自分が苦しくなってしまうだけだと僕は思うんです。「学生のうちは責任を放棄することだっていい」もちろん、やり方はあるかもしれない。何かの実行委員をしていて責任ある立場であるのに、無連絡で活動を休んでしまったら味方を失ってしまうかもしれない。そういう時に責任転嫁という考え方を選んでみてください。もちろん全てをそうしてしまうと自分の将来のためにはあまりよろしくないかもしれません。でも少しくらい自分に甘えたり、先生や親に甘えることができるのだとしたら。責任転嫁してもいいのではないでしょうか。
 
これは飽くまで四面楚歌の状態でどうにもこうにも行かない時の対処法です。
一番良くないのは自分で責任を抱えて抱えて抱えすぎてしまってパンクしてしまうこと。
そうならないための若い頃なら少しは許されるかな?甘い考え方ではありますが、自分に責任を抱え込みすぎないようにしましょう。
 
自分を責めても何も生みません。
自分を責めても成長には繋がりません。
起き上がることが成長に繋がることで起き上がれなくなるまで抱えてしまっては
ご自分があまりにもかわいそうではありませんか。
 
もちろん、大人になったら責任転嫁なんてできなくなっていきます。
全くできない訳ではありませんが、社会的に信用を失うことになりかねません。
 
じゃぁさ、大人には逃げ道はないのかよ!!
 
そのために学生のうちに上手く立ち回る術を身につけるのが大事なんです。
責任転嫁にも方法があると先ほどもお話ししましたね。
大人になったら責任は全て自分に降りかかってきます。でもそこで上手く立ち回れるように学生のうちに責任との向き合い方を上手にすることが大人になっても苦労しないことに繋がるかもしれませんね。少しずるい考え方かもしれませんが、ずるくても、格好悪くても良いんです。ただ他人に大きな迷惑をかけないように、第一に自分を大切にできるように僕は責任転嫁の手段もあるのだと、提案したいまでなんです。
 
自分をまずは大切にしよう。
自分に優しくなろう。
 
責任感が強い人ほど苦手かもしれませんが、これも社会で上手く波に乗る練習ですね。
 
髙橋直之