giveyourvoice

不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

青春は爆発だ!!失敗から生まれた僕の格好悪い人生観

f:id:giveyourvoice:20191110155700j:plain

失敗は成功のもと
高校時代かから僕は演劇を続けていた。
初めて自分の感情を言葉に乗せて、表現する楽しさと嬉しさに浮き足立っていた。
 
だって楽しかったんだもん。
って言ってもずっと引きこもりをしていた僕にとって「言葉」のもつ力に対して
そして人間関係や「信頼」の儚さを僕はまだ知らなかった。
 
これから書くのは人生初の大失敗だ。
 
友人のenokiと演劇同好会の仲間と、それはもう、ものすごい勢いで練習と活動を重ねていった。自分が過去に隠していた感情を精一杯出せる環境に僕は入り浸り、そして周りのことが見えなくなっていった。
 
「あれやりたい!」
「これやりた!」
僕の通っていた高校は通信制でありながら全日制というスタイルの学校で
部活動や生徒会活動、委員会活動に至るまで様々な活動で充実していた。
 
デパートに入って札束握り締めて買い物を楽しんでいた気分に近かったかもしれない。
自分のやりたい活動には、誰でも歓迎してくれ、そして受け入れてくれた。
 
まさに高校生デビュー!!
 
まるでセミのように、土から出てきて殻を飛び出し
色々な木に止まり、ミンミン鳴いて謳歌していた、そんな感覚だっただろうか。
 
でも、そう長くは続かなかった。
色々な活動に没頭するうちに、一つ一つの活動に対する姿勢が疎かになってしまったことにその頃の僕は気づいていなかった。自分のやりたいことに夢中で、それをしたいがために自分の事しか目に入っていなかったのだ。
 
そんな、ある日のこと、僕は修羅場を経験する事になる。
 
「ねぇ、何処へ行くの?」
 
「演劇同好会だけど…」
 
「私たちの練習まだ終わっていないんだけど」
 
「でも演劇のじか…」
 
「ドアに手をかけて!!いかにも直ぐに部屋を出たい感じ、それならもう来なくていいよ!!!!」
 
「えっ…」
 
そう、僕は自己中心的に活動を続ける中で、楽しいがままに格活動に対して真剣に取り組めていなかったのだ。その生半可な姿勢と中途半端さに怒りをかってしまったのだ。
 
演劇同好会を立ち上げ、僕はその活動に一番没頭していた、それだけ必死に活動に取り組んでいた。でも、それと同時に他の活動に真摯に時組む仲間たちもその活動に対して必死になり、そして一番真剣に取り組んでいたのだ。
 
僕はとてもこの思い出を思い返すと恥ずかしい。
「もう来なくていい!!」当時の僕は自分が楽しむ事しか頭に入っていなかったのだ。
そう叱ってくれた、いや訴えてくれたのかもしれない。
 
そのメンバーには今でも申し訳なく頭が上がらない
でも、人生で初めて同級生に的を射抜いた指摘、理不尽ではない、僕の責任であると
はっきり思い知らせてくれた瞬間でもあった。
 
そして、せっかく築き上げた友人関係を僕はその瞬間で崩してしまったのだった。
 
 
当時の僕は、まず予定通り演劇同好会の活動に戻り、どうして気付けなかったのか
恥ずかしくも、悔しくもあり、涙が出ない、言葉に言い表せない
未熟な人生体験の中で初めて友情の儚さと信頼の大切さ
そして活動に真摯に取り組む姿勢の大切さを学んだ。成長のきっかけをくれたのだ。
 
そんな思いに、うちひしがれて立ち直れそうもない瞬間
側にいてくれた友人が居た。また、一から始めようよ。
まさに青春!迷惑をかけたにも関わらずも必死に支えてくれた仲間がいた。
 
僕はそれからも、何度か似たような失敗を繰り返してきた。
「学ばないんだよなぁぁ」本当に自分のよくないところだと僕は思う。
猪突猛進に僕の感情が高校生活では爆発していたのだ。
 
『爆発』に巻き込んだ皆様、本当にごめんなさい。
 
 
でも、何度も叱られ、そして気づかされ
僕は小学生から止まっていた社会への正しい関わり方を高校生から学ぶことになる。
失敗の数は数えきれない、迷惑をかけた先生、迷惑をかけた友達
 
結局自分は迷惑をかけ、失敗を重ねることでしか学びの一歩を踏むことができなかった。
だから今こうしてブログを書いていることは、教えてくれた先生や友達に恩返しができない代わりに少しでも失敗談を共有して、気づいてくれる人がいないかな?
なんて考えることもあるよ。
 
まぁ、失敗談を書き続けたらブログの記事が100は越してしまう
それではこのブログの意図が変わってしまうから、ここまでで割愛させて頂きます。
 
さぁ、まとめだ
この記事で伝えたいことは失敗は成功の元であること。
 
『ここまで書いて内容薄すぎじゃねぇぇぇぇぇぇ!?』
 
そう思う方もいるかもしれません。
だって僕が語れるレベルなんてこんなもんです。ごめんなさい。
でもね案外、これって僕の人生では失敗の繰り返しで今の自分が形成されているんだ
 
今でも顔向けできないような人も正直たくさんいる
でも、そんな中でも過去の誤ちを抜きにして再度連絡をくださる方もいる。
 
失敗してどうしようもない時もあると思います。
そして失敗して、もう立ち直れない
そんな時もあるかと思います。
 
でも、失敗を体験しただけ強くなれるんだと僕は思います。
今の僕がそうだから。
 
でも失敗にも二通りあると僕は思います。
 
失敗しても振り返りをしない失敗
 
失敗を糧に次に活かす失敗
 
できれば②の失敗を重ねることが僕は大事なことだと思います。
失敗を振り返らないことは、もったいないだけでなく、あなたに指摘してくれた人の思いも無にしてしまうことになるのではないでしょうか。
 
 
だから
失敗を恐れず、失敗してもいいから
失敗から何かを得て自分の糧にできたら、成功にもなるし
恩師への恩返しになるのではないかと僕は考えるよ。
 
 
だからとりあえずでいいからさ、一歩外に出てみようか。
そこから何かが始まるよ。
 
そして注意されたら、真摯に受け止めて感謝の気持ちを伝えよう
ありがとう
 
髙橋直之