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不登校経験を経て社会人となったやつらの発信活動

10年前の僕に手紙を書くとしたら①

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10年前の僕へ
皆さんこんにちは、たっきーです。
新年明けましたね、本年ブログ初投稿です。今年もどうぞよろしくお願いします。
皆様にとって実りのある年となりますように。
 
今日もブログに訪れてくださりありがとうございます。
 
今年は2020年ですね。今回のテーマは10年前の自分に手紙を書くとしたら。
 
10年前のあなたはどんな姿でしたか?
僕はまだ学生でした。今回のブログは学生の人に向けた内容です。
 
2010年の僕は引きこもりの16歳、まだ中学生、将来を悲観していました。
希望がないと窓のカーテンを閉めて僕は近所の小学校から聴こえてくる声に耳を塞ぎ、ただひたすら本の世界に没頭する日々を過ごしていました。
 
まさか10年後も無職の生活を送っているだなんて、
ちょっと今の自分にも笑けてしまいますが、でもただ一つ違うことがある。
自信に満ちている、そして恵まれた環境にあるということ。
実は私事ですがご報告があります!新しい就職先が決まったんです。
なので無職には変わりないのですが新しいスタートに心が躍っています。
 
10年前の僕に手紙を書くとしたら、
必ず伝えたいのは「僕はひとりぼっちではない」
そう僕は今、たくさんの友だちに恵まれています。そしてこのブログの読者にも。
過去の経験を悲観せずに前向きに捉えようと、常に自分を変えようとしてきた日々が今の僕を作っていることを伝えてあげたいな。だから前を向い欲しい。
 
僕が中学生の頃、引きこもりだった10年前、友だちと言える人は本当に少なかった。
自分の部屋の外の世界は未知で怖くて、ただ自分の世界に閉じこもっていた。
そんな10年前の僕に宛てて手紙を書いてみたんだ。それはenokiの提案だ。でも振り返ってみると不思議とたくさんのワードに溢れてくる。文才の無い僕が過去の自分に当てて書きたい内容を500字程度でまとめてみました。
 
10年前の君へ
『僕は今、幸せです。仕事がないし、収入も満足していない。父は亡くなり、母と祖母を支える日々に奔走する日々を送っています。でも僕は幸せです。一番君に伝えたいのは、将来の僕には仲間ができたんだ。本当に仲間と言える仲間が!「友だち」と表現しないのは様々な関係性があるからです。知人、親友、彼女、悪友、本当に様々な人間関係を築くことが今の僕にはできたんだ。なんでだと思う?それは、僕が10年前引きこもっていて、その時に寂しさを感じていたからだ。その時の僕が居たから、生きる選択肢を諦めなかったから今の僕が居るんだ。感謝している、先ずはありがとう、と伝えたい。次に、よく頑張ったな、耐えたな。この先、様々な失敗と苦労を重ねていくでしょう。本当にそれは僕の不器用さから生まれることかもしれない。でも不器用さから愛される僕も居るんだよ。引きこもっている僕へ、10年後の僕は幸せだ。強がっていない。心から満たされていると感じている。それは多くの人に支えられて仲間に恵まれた生活を送っている。だから失敗して泣いて、色々な人に迷惑かけて謝って、後悔して、また泣いて、失恋して、また泣いて。それでも僕は今を幸せと言う。過程は大変だけど、家族のことも前もって知らせておきたいことはたくさんあるけれど、この手紙が届くならば。ただ一つ伝えたいのは、生きる選択肢を選んだ僕は偉いそしてよく頑張った、ありがとう。』
 
引きこもりや、いじめ、様々な人間関係で悩みを抱える思春期はとても多くのことを考える。正に悟りを開くかの如く多くの思春期を迎える人は自分という存在、そして価値観を試しながら構築していく期間だと思うんだよね。
そして「自分」が構築されていくんだ。社会に出たら色々な人がいる。様々な価値観を抱いた人に出会う。正にカラフルな社会だ。自分の想像を遥かに超えている人だってたくさんいる、時には否定したい意見と対等することだってある。でもそれだってあなたの大切な価値観だ。
 
さて、自分に宛てた手紙として綴ってみましたが
それと同時に学生の皆さんにどう映るのか試してみたいんだ。僕自身に宛てたメッセージだ。でも、もしあなたの将来10年後から手紙が届いたらどんな気持ちかな?
時間は不可逆で未来に行くことはできても過去に戻れないことはアインシュタイン相対性理論でも証明されている。言われてしまえばそこまでだけど、ここで伝えたいのはそんなあり得ない内容でも、みんなに共通することがあるのではないか。
 
未来をさ、良くしたいよね。
未来を明るくしたいよね。
 
そのために奔走して自分が磨かれていくんだ。その成果は絶対に出るから!!
諦めという選択肢をしなかったから僕は今もブログで社会に発信しているんだ。
自己満足、ペースメーカーだろ?強がりたい自分を支えたい、確立したい道具じゃない?
なんと言われてもいいんだ。確かにその通りだからさ。
 
自己満足がなくて自分を豊かにできるか?
強がりたい自分を、格好よく見せたいと思うから人は成長するんじゃないかな?
 
なんと言われようと。どんな目でみられようと、失敗だってしてもいいし
正直、この場所に書いていることは恥ずかしいくらい裸の僕の姿だ。
反面教師にしてもいいし、何かの参考になるなら真似てもらってもいいんだ。
 
『中学三年間不登校を経験し社会人になるも様々な壁にぶつかりまくっているやつら』
 
その発信活動の一つなんだよね。醜い姿もあるでしょう。
でも、それでも、僕は僕なんだ、変わることもできないし変えようとする努力をしても変えられない現実だってあるけれど、何かを伝えたいという思いを一筋にブログを続けています。賞賛はいらないです。
 
ただ、1万人の中で一人でもこのブログを読んで救われる人がいるならばそれが僕の生きがいの一つなんだ。10年前の僕が引きこもりだったことを公言するだなんて想像もしなかっただろう。学生の頃は必死に足掻いた、強がろうとして、頑張りすぎて、失敗したこともあった。でもいいじゃない、だって手紙にも書いたけれど今の僕が幸せなんだもん。
 
もし大人の人がこのブログを読んでいたら10年前の自分に手紙をかけたらどんな手紙を書きますか?多分、大多数の人は過去の自分を認めてあげたいんじゃないかな?
だって過去を否定したら今の自分を否定することになってしまうんだ。
 
人生の軌跡はつながっている
 
ちょっと今回はSFチックな内容でした。enoki君の提案で面白い視点だなと思ってブログを書いてみました。さすがだな相棒!そう呼べる仲間ができたのも僕がひとりぼっちじゃない証さ。
 
本年もこんな感じでゆるりと更新していきます。
また気軽にブログに訪れてくださいね。
 
髙橋直之